2007/12/15

米倉誠一郎 一橋大学教授

Filed under: 未分類 — admin @ 3:21 PM

 12/13(木)3:00~4:30PM 山形グランドホテルにて、Harvard大学のPh.D in Historyで一橋大学教授である米倉誠一郎先生の講演を、聞いてきました。

 「勇気の出る経営学」(ちくま新書)など同先生の著書を何冊か読ませて頂いてとても感銘を受けていたので、わくわくしながら出かけていったのですが、期待に違わぬ素晴らしい講演でした。
 講演の中身も、聴衆を引きつける話しぶりやテクニックも、超一流でした。

 米倉先生は、聴衆の注意を切らさないためにか、時々聴衆に質問をしながらお話しを進めるというスタイルを取っていたので、図々しくも僕がその質問のいくつかに答えさせて頂きました。 そしたら、同先生が「あなた、よく分かっているね。 僕の代わりに授業で教えてよ。」などとおっしゃって、僕の肩をもんでくれました。 あんな有名な先生に肩をもんで頂くなど、後まで残る貴重な経験でした。(蛇足ながら)
 
 同先生は、R.コースの「企業は、市場による取引コストと内部取引コストの大きさを比べて、そのサイズを決定する。」というお話しをされて(僕も、大学院生時代に学びました。)、「現在はITの進歩により市場取引コストが低下しているので、最適企業サイズが小さくなっている。」とお話しされたこと、「ローテクでも差別化出来れば生き残れる。」とお話しされたことなど、とても納得がいきました。 また、それ以外のお話しもとても面白く、有益なものでした。

 ただ、「良い財やサービスを提供すれば必ず売れる。」、「良い財をインターネットに載せれば、全国区で売れるようになる。」とお話しされたことだけは、同意できませんでした。
 これはマーケティングや営業を得意分野とするコンサルタントには常識なのですが、「良い財やサービス」の提供は、売れるための必要条件であっても十分条件ではありません。
 いくら「良い財やサービス」を提供していても、上手な「マーケティングや営業活動」を行ってその商材を世の人々に知らしめなければ、ほとんど売れません。 インターネットの場合でも、同様です。 

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