Regent Bangkok
現在はフォー・シーズンズ・ホテル・バンコクにホテル名が変わったようですが、このホテルには以前”Spice Market”というかなり有名なタイ・レストランが有りました。
この”Spice Market”には、留学先のSydney大学経済学部大学院で机を並べたタイ人の女性と6~7年前に行きました。 彼女は当時、”Bank of Thailand”(タイの中央銀行)でアナリストとして働いていたのですが、待ち合わせ場所であるこのホテルのロビーに、約束の時間より5分ほど遅れて真っ青な顔をして駆け込んできて、”Yasushi, Our governor was fired Today!!”(ヤスシ、うちの総裁が今日馘首にされちゃったぁ!!)とのたまったのです。
当時は、タクシン首相(当時)と中央銀行総裁が金融政策(特に公定歩合等の金利など)上の食い違いで仲違いをしておりました。 そして、僕がこの友人と食事の約束したちょうどその日に、タクシン首相が、景気を更に悪化させないために公定歩合の引き上げ要求を拒んだ中央銀行総裁を、更迭したのです。
で、”Spice Market”での食事ですが、1人当たり960バーツのコースと、僕はビール、彼女はソフトドリンクを、それぞれ1杯ずつ飲んで、税・サービス料込みで約3,400バーツ(当時の為替レートで10,000円弱)の支払いでした。 これは、バンコクの一流ホテルのタイ・レストランの中でも、特に高めの値付けです。
味の方はというと、レストラン名に反してスパイシーではなく、あまり美味しいものではありませんでした。 失礼なことやネガティブなことは滅多にいわない彼女にも、”It doesn’t taste good.”(美味しくなかった。)と言われてしまいました。